[アムステルダム 2日 ロイター] - オランダ最大級の眼鏡小売チェーンであるハンス・アンダースが2日、プライバシーへの懸念が高まる中、オランダとベルギーにおけるメタのレイバン製スマートグラスの販売を一時停止したと発表した。小売り業者によるこのような措置は今回が初めてとなる。

ハンス・アンダースは、販売停止の決定について、スマートグラスを巡る継続的な世論の高まりや政治的な議論、およびこの技術がどのような条件下で使用されるべきかという疑問が提起されていることを受けたものだと説明した。

カメラを搭載したスマートグラスに対する反発が広がる中、オランダ国内でも批判が高まっている。

メタの広報担当者は、同社がスマートグラスの開発を継続しているとし、「カメラを搭載した全てのスマートグラスは、写真や動画を撮影すると前面についた明るいライトが点滅する。このライトはオフにできず、カメラを覆ったり、いじったりすると、カメラは使用不能になる」と語った。

オランダでは、プライバシー規制当局が先月、特定可能な人物が映っているスマートグラスで撮影された動画は、原則として本人の許可なく共有または公開してはならないと警告したが、公共の場での撮影でこうした許可を得るのは困難だ。

ハンス・アンダースは、プライベート・エクイティのKKR が所有するNexeyeの子会社。Nexeyeはオランダ、ベルギー、ドイツ、オーストリア、スウェーデンの5カ国で776店舗を展開しているが、オランダとベルギー以外ではメタのスマートグラスを販売していない。

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