[シンガポール/ニューデリー 22日 ロイター] - サウジアラビアは原油を輸送する東西パイプラインの操業を再開した。西部の紅海沿岸のヤンブー港からの輸出は22日中に再開する可能性がある。事情に詳しい複数の関係筋が明らかにした。
サウジは、ドローン(無人機)攻撃を受けて13日に東西パイプラインを稼働を停止。ヤンブー港での原油積み出しも止まっていた。
関係筋によると、パイプラインは稼働再開したものの、流量は低水準にとどまっている。サウジアラムコは輸送量を日量400万バレルに戻そうとしているという。治安筋は、完全再開には数週間かかる可能性があると述べた。
別の関係筋は、パイプラインの再開を受けて、紅海沿岸にあるアラムコの製油所向け原油供給も再開すると説明。22日中にヤンブーで中国向けの原油タンカー1隻に積み込む予定だと述べた。
サウジの石油輸出再開に備え、商社は船舶間移送のためタンカーをエジプトの地中海沿岸にあるポートサイドやシディ・ケリールへ移動させているとされる。
サウジからの石油輸出再開の見通しとなり、北海ブレント先物は2ドル超下落し、9月8日以来の安値を付けた。[O/R]