[ワシントン 18日 ロイター] - トランプ米大統領は18日、上下両院が可決した包括的な対ロシア制裁法案に署名し、同法が成立した。ホワイトハウスが発表した。ウクライナ侵攻を巡るロシアへの経済的圧力を強める道が開かれた。
同法はロシアのエネルギー・防衛産業に加え、既存の制裁を回避するために使われている石油タンカーの「影の船団」を標的とし、同国の戦費を支える資金源を断つ狙いがある。
ロシアの主要な貿易相手国にも関税を課す内容となっており、将来的にトランプ氏の標的となる可能性のある他の国々にも問題を引き起こしかねないとの批判も出ている。トランプ氏の任期をはるかに超えて継続する可能性のある関税を課す権限を大統領に与えているためだ。
法案は上院が8月に、下院が今月16日に、それぞれ可決していた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は19日未明、米議会が法案を支持・可決し、トランプ氏が署名したことに謝意を示した。