[18日 ロイター] - 米国時間18日正午前の外国為替市場で円相場が156円台に急騰した。日本経済新聞電子版は、日銀が市場参加者に為替相場の水準を照会する「レートチェック」を実施したと報じた。日本時間同日に日銀が政策金利を1.25%まで引き上げたが、市場は期待よりも利上げペースが遅いと見て円が売られていた。
レートチェックは為替介入の準備段階とされる。為替介入を主導する日本の財務省に事実確認を求めたものの、電話に応答しなかった。
日銀は18日の決定会合で政策金利を約31年ぶりの水準まで引き上げたものの、審議委員2人が利上げに反対した。植田和男総裁は決定会合後の会見で、「政策の局面が変化した」と述べ、先手を打って政策運営を行う考えを表明したが、市場では16日に利上げした米国のほうがタカ派的との見方が出ていた。
市場からは会合後、「反対票が2票あり、利上げペースがどんどん速まると想定するのは難しいと受け止められた」(大和証券の坪井裕豪チーフストラテジスト)などの声が聞かれた。