[18日 ロイター] - 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は18日、ベネズエラ中央銀行が保有する約40億ドル相当の金準備について、イングランド銀行(英中銀)から米ニューヨーク(NY)連邦準備銀行に移管することで合意に近づいていると伝えた。

ロイターはこの報道内容を今のところ確認できていない。

報道によると、合意案ではロドリゲス暫定政権が金の法的管理権を得るものの、保有分をすぐに売却することはできない。その代わりに、この金準備は6月に発生した2度の地震後の復興向けを含め、政府借入の担保として活用される可能性があるという。

ベネズエラのロドリゲス国会議長は先月、急騰するインフレに対抗するため、イングランド銀行の地下金庫に保管されている同国の金準備の回収に取り組んでいると述べた。

イングランド銀行は長年にわたり、マドゥロ政権(当時)の正当性を認めないことを理由にベネズエラの金を差し押さえてきた。それ以来、この金塊を巡って英国の裁判所で訴訟が続いている。

英外務省は「(英政府は)イングランド銀行に保管されているベネズエラの金の管理権を誰が持つべきかを決定する訴訟の当事者ではない」と述べた。

イングランド銀行は、裁判所から命令が出るまでは行動を起こす立場にないと説明。「この問題の解決には、訴訟の当事者が申し立てを行い、紛争を解決する必要がある」とした。

NY連銀はロイターのコメント要請に応じていない。ベネズエラ側からもコメントを得られていない。

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