[ロンドン 17日 ロイター] - ヒーリー英財務相は17日にダブリンで開かれる欧州連合(EU)財務相との会合で、EUの産業政策「メード・イン・ヨーロッパ」から英国を排除しないよう求める方針だ。経済と安全保障の両面で関係強化を目指す。

英財務省によると、ヒーリー氏はテクノロジー、防衛、製造業でEUとの連携強化を求めており、欧州市場へのアクセス改善を期待している。

英国は昨年、EU防衛基金「SAFE」への参加に向けて交渉したものの、拠出金の支払いを拒否したことで不調に終わった。ヒーリー氏はEUに対し、SAFEを巡る「教訓を学ぶ」よう訴える。

「メード・イン・ヨーロッパ」政策は、EU域外製品より域内製品を優先することで、中国製部品への依存を抑える狙いがある。EUのサプライチェーンに部品を供給する英国の自動車関連企業にとっては懸念材料となっている。ヒーリー氏はEUに新たな障壁を設けないよう求める構えだ。

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、ヒーリー氏は会合で、バーナム政権が「英国民の利益になる」と示せることを条件に、英国がEUとの関係「リセット」で合意する可能性を示す見通し。

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