[18日 ロイター] - 格付け会社ムーディーズは18日、インドの今年度(2026年4月─27年3月)の実質国内総生産(GDP)伸び率予想を従来の6%から7%に引き上げた。中東紛争下でも底堅さを保っていることを理由に挙げた。
同社は「インドは他の全ての20カ国・地域(G20)経済や、同等の格付けを持つ新興国よりも速いペースで成長すると引き続き予想しているが、リスクは残る」とし、エネルギー価格の高止まりや、エルニーニョ現象に関連した食品価格の上昇圧力が、インフレ、消費、成長にリスクをもたらすと指摘した。
中東ショックに対するインドの財政政策対応は限定的だったとした上で、世界的なエネルギー価格の上昇が補助金支出の増加や政府への追加支援要請の圧力につながる可能性があると警告した。また防衛・インフラ支出の拡大が財政健全化を阻害する恐れがあると指摘した。
先月発表された政府のデータによると、4─6月期のインドGDPは前年同期比7.8%増加し、市場予想を上回った。投資と生産活動が伸びたことが寄与した。