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[17日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は17日、次世代ピックアップトラックの投入に際して、燃費を最大化するためディーゼルエンジンを継続して採用する方針を明らかにした。競合他社のハイブリッド車展開とは異なる道を進む。

GMは第4・四半期に最重要車種であるピックアップトラック、シボレー「シルバラード」とGMC「シエラ」について、2019年以来初となる大規模なモデルチェンジを実施する計画だ。2車種合わせて同社にとって世界的に最も売れているモデルで、利益の大半を占めている。

燃費とけん引能力の向上を図るため、これらのモデルに3.0リッターの改良型ディーゼルエンジンを搭載する。オプションで選択可能な大容量燃料タンクと組み合わせることで、給油してから高速道路を900マイル超走行することが可能になるという。

ピックアップトラック分野における主な競合他社の米フォード・モーターと欧米系ステランティス は、ピックアップトラックの燃費を最大限引き出すためにハイブリッド車に力を入れている。一方GMは長年にわたり、ハイブリッド車をほぼ避けてきた。

GMのマーク・ロイス社長は会見で「既存のパワートレインにハイブリッドシステムを追加して、そこから燃費効率を引き出そうとするやり方とは少し勝手が違う」と述べた。その上で先週1ガロン=6ドルを超え、過去最高値を記録したディーゼル燃料の高騰を認めつつも、地政学的要因による一時的な価格高騰と構造的な価格上昇を区別し、GMは長期的にはディーゼルの優れた燃費性能に賭けていると説明した。

フォードは20年代初頭に「F―150」へのディーゼルエンジン搭載を止め、パワーと燃費のバランスに優れているとするハイブリッドモデルに切り替えた。

GM、フォード、ステランティス3社は、収益性の高い米国のピックアップトラック市場で販売台数の90%余りを占め、けん引能力や燃費などの性能指標を巡って激しい競争を繰り広げている。

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