[モスクワ 17日 ロイター] - ロシア大統領府(クレムリン)は17日、米国による追加の対ロシア制裁は、ウクライナ和平合意の実現を一段と困難にするとの認識を示した。
米下院は16日、ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、ロシアへの経済的圧力強化を目的とした包括的な制裁・関税法案を可決した。ロシアのエネルギー・防衛産業に加え、既存の制裁を回避するために利用されている「影の船団」も標的としている。トランプ大統領の署名を経て成立する見通し。
クレムリンのペスコフ報道官は記者団に対し、法案の行方を注視していると述べた上で、「これは非友好的な行為に相当する。米国がロシアに追加制裁を科せば、ウクライナを巡る和平的解決に向けた努力は間違いなく一段と複雑になるだろう」と語った。