[香港 17日 ロイター] - 香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は17日、政策金利の基準金利を0.25%引き上げ、4.25%とした。米連邦準備理事会(FRB)の利上げに追随した。

香港は香港ドルを1米ドル=7.75─7.85香港ドルの範囲に収める「ドルペッグ制」を採用し、金融政策を米国に連動させている。HKMAの利上げは2023年7月以来。

HKMAはFRBの利上げ決定について、市場の予想に沿ったもので、インフレ見通しに対する連邦公開市場委員会(FOMC)の懸念を反映していると指摘した。

HKMAの余偉文総裁は記者団に対し「香港ドルと米ドルの金利差は拡大し、キャリートレードによって香港ドルは許容変動幅の香港ドル安方向に向けて弱含む可能性がある」と述べた。

また、米国の金利調整には相当な不確実性が伴い、香港の金利環境に影響を及ぼす可能性があるとし、市民は金融に関する意思決定に当たり金利リスクを慎重に管理する必要があると述べた。

HKMAは香港の金融市場について、引き続き秩序ある形で機能しているとした上で、銀行が金利を決定する際には資金の需給、金利水準、自行の資金調達コスト構造といった要素を総合的に勘案するとの見方を示した。

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