Anirban Sen Utkarsh Shetti
[11日 ロイター] - 米金融大手JPモルガン・チェースは、元オープンAI研究者のレオポルド・アシェンブレナー氏が運営する人工知能(AI)特化型ヘッジファンド「シチュエーショナル・アウェアネス」に対する融資を終了する。同氏のAI関連投資による巨額損失がファンドの破綻寸前の事態を招いたことを受けたもの。関係筋が11日にロイターに明らかにした。
シチュエーショナル・アウェアネスは7月、世界的な半導体株の暴落により、レバレッジをかけた投資が巨額の損失を被ったことを受け、保有する上場株式の大部分をシタデルに売却した。
2024年にこのファンドを立ち上げたアシェンブレナー氏は、AIエコシステムに関連する企業への大胆な投資と驚異的なリターンにより、一躍脚光を浴びた。
関係者によると、同ファンドの主要な融資先の一つであるJPモルガンは、巨額の損失を受けて、融資関係の終了を通知した。
ゴールドマン・サックス、シティグループ、バンク・オブ・アメリカを含む他の米金融大手は、引き続きシチュエーショナル・アウェアネスのブローカーとして活動している。
バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン、ゴールドマン、シティグループはコメントを控えた一方、シチュエーショナル・アウェアネスはロイターのコメント要請に応じていない。