[ワシントン 9日 ロイター] - 非営利の米研究グループが9日に公表した研究結果で、今年の米議会中間選挙の結果を予想する予測市場は比較的少額の賭けでも予測が変動し得るため、操作に対して「非常に脆弱」であることが示された。

調査は非営利の研究グループ「アンティコラプション・データ・コレクティブ(ACDC)」が実施。米民主党と消費者団体はかねて、予測市場が選挙結果に対する疑問を生じさせたりインサイダー取引を助長したりすることで、選挙制度に対する国民の信頼を損なうと指摘しており、今回の研究結果でこうした懸念が増幅されそうだ。

研究結果によると、例えばカルシやポリマーケットの米国プラットフォームが展開する中間選挙予測市場1万1000超のうち、94%の市場で1000ドル未満の単一の賭けによって確率が10%相当動くことが判明した。

ACDCの研究者は声明で、予測市場には短期的な利益を追求しない多額の資金が集まっているため、正確性が損なわれていると指摘した。  

これに対し、米2大予測市場企業であるカルシとポリマーケットの担当者は同日、市場原理によって参加者はより確率が高い方に賭けるよう促されるため、ゆがんだ価格を是正するインセンティブが働くと反論した。

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