[9日 ロイター] - バークレイズは9日、S&P総合500種の2026年末の目標を7950とし、従来の7800から引き上げた。現在より3.6%高い水準となる。主にテクノロジー企業の決算が好調だったことが理由。27年末までには8800に達すると見込んだ。

HSBCも8日、年末の株価目標を引き上げた。力強い企業業績と人工知能(AI)への持続的な投資が、上昇基調を後押しするとみている。UBSグローバル・リサーチ、ゴールドマン・サックス、シティグループも、年末に8000以上になると予測している。

LSEGがまとめたデータによると、S&P総合500種構成企業の492社のうち86%について、26年第2・四半期の利益がアナリストらの市場予想を上回った。これは長期平均の67.5%を上回る。

バークレイズは、AIへの投資と堅調な経済活動が、今後数四半期にわたって利益を下支えすると予測。一方でAI投資の持続性に対する疑問、根強いインフレ、地政学的な不安、利上げに対するよりタカ派的な見通しを背景に、株価への評価については引き続き保守的な見方を維持しているとも説明した。

S&P総合500種は、26年に入ってから12.1%上昇している。

バークレイズはS&P総合500種の26年の1株当たり利益(EPS)予想を従来の337ドルから365ドルへ引き上げた。

併せて公益事業セクターの投資判断を「ポジティブ」から「ニュートラル」へ下げた。山火事賠償責任制度の改革を巡る問題や、米国の一部の州でデータセンターの許認可に対する反対の高まりといった規制面での不確実性を理由としている。

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