[テルアビブ 9日 ロイター] - イスラエルのサール外相は9日、同国政府はパレスチナ自治区ガザからパレスチナ人を退去させる計画はないと述べた。今月に入り、イスラエルの閣僚2人がガザ地区からパレスチナ人を強制移住させる案を相次いで示していた。
サール外相はスロベニアの首都リュブリャナで開いた記者会見で、「われわれはガザ地区から誰かを追放したり、退去させたりする計画はない」と述べた。その上で「自らの意思で移住を希望する人がおり、それを受け入れる用意のある国があれば、われわれはそれに反対しない。意思に反して誰かに強制することはしない」と述べた。
カッツ国防相は先週2日、ガザの住民を域外へ移住させる計画を巡り、「移住なしにガザの解決策はない」と発言。極右閣僚ベングビール国家治安相は3日、「自主的な移住」と称する形でガザの住民を退去させる7年計画の概要を発表した。