Faith Hung Liang-sa Loh

[台北 9日 ロイター] - 台湾財政部(財務省)が9日発表した8月の輸出額は、前年同月比41.0%増の824億ドルとなり、単月として過去最高を記録した。長期化するイラン戦争を背景に、インフレやエネルギーコスト上昇への懸念が世界的に広がる中でも、人工知能(AI)関連の需要は底堅さを維持した。

輸出の伸び率はアナリスト予想の35.3%を上回り、7月の32.9%から加速した。前年同月を上回るのは34カ月連続。

発表の主な内容は以下の通り。

• 8月の対米輸出は前年同月比20.7%増の236億6700万ドル。対中輸出は39.3%増加した。

• 電子部品の輸出は58%増の322億1600万ドル、情報通信関連製品が41.8%増加した。

• 輸入は44.3%増の601億ドル。エコノミスト予想の40%増を上回った。

• 地政学的な不透明感や米国の通商政策が世界経済の成長リスクとなっているものの、下半期も輸出の拡大基調は維持されるとみられる。

• 財政部は9月の輸出について、42─48%増を予想している。

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