シドニー株式市場はほぼ横ばいで引けた。鉱業株とエネルギー株の上昇が金鉱株の下落を相殺した。米国の利上げ観測が再燃、豪州の利上げ観測も依然として高いなか市場は様子見姿勢となっている。
先週末発表の8月の米雇用統計が力強い内容となったことで、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)でタカ派的な決定が下されるとの観測が強まった。市場の関心は11日発表の消費者物価指数(CPI)に移っている。
一方、豪州では先週発表された第2・四半期の国内総生産(GDP)が予想を上回り、今月後半の利上げ観測が高まった。スワップ市場は、9月28─29日のオーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)金融政策会合で0.25%ポイント利上げされ4.6%となる確率をほぼ70%と織り込んでいる。
KCMトレードのチーフマーケットアナリスト、ティム・ウォーターラー氏は「FRBとRBAの双方によるタカ派姿勢は豪州株の逆風となる」と指摘。「双方での金利上昇は銀行、不動産、一般消費財など金利感応度の高いセクターに圧力をかける一方、豪ドルを支える」と述べた。
エネルギー株指数は1.8%上昇。米国とイランがホルムズ海峡を航行する船舶を攻撃したことを受けて原油価格が上昇した。
インジェニア・コミュニティーズは14.8%高で終了し、2025年1月中旬以来の大幅高となった。米プライベートエクイティーのウォーバーグ・ピンカスによる19億4000万豪ドル(14億ドル)の買収提案を拒否した。
ソウル株式市場は4%超上昇し、7月下旬以来の高値で引けた。人工知能(AI)投資向けの旺盛な需要への楽観論を背景に、半導体株が急伸した。
総合株価指数(KOSPI)は4.61%高の6995.39と7月23日以来の高値で終了。上昇率は8月20日以来の大きさとなった。
米株市場は先週末4日は軟調だったがフィラデルフィア半導体指数は3.4%上昇していた。
今年の韓国輸出は年初来ですでに過去最高だった2025年の水準を上回っており、AIチップの世界的な需要急増を背景に経済は好調を維持している。
サムスン電子が5.68%高、同業のSKハイニックスが8.26%高。
外国人投資家は2兆6000億ウォン(19億4000万ドル)の買い越しだった。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
韓国 総合株価指数 6995 +308. +4.61 6910. 6995. 6867.
.39 18 78 40 91
前営業日終値 6687
.21
台湾 加権指数 4732 +775. +1.67 46724 47429 46724
6.27 14 .00 .58 .00
前営業日終値 4655
1.13
豪 S&P/ASX 9010 +5.00 +0.06 9005. 9044. 8999.
指数 .900 0 900 500 400
前営業日終値 9005
.900