Kentaro Sugiyama
[東京 4日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 156.33/156 1.1627/1.16 181.78/181.79
.34 29
午前9時現在 155.62/155 1.1625/1.16 180.98/180.99
.67 31
NY午後5時 155.79/155 1.1624/1.16 181.10/181.20
.84 27
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤に比べてドル高/円安の156円半ばで推移している。米国の早期利上げ観測が後退する一方、日銀の利上げペース加速の思惑がくすぶり、朝方に155円前半まで下落した。その後は、心理的節目の155円割れを回避したことで押し目買いも入り、156円半ばまでじり高となった。今晩公表の米雇用統計については、弱い結果が出た場合の方が利上げ観測をさらに後退させる形で相場反応が大きくなる可能性があるとの見方が出ている。
きょうは実質的な五・十日に当たり、仲値では輸入企業の買いが膨らむとの思惑もあったが、輸出企業の売りも出て綱引きになった。
市場では、前日の下落を受け、160円近辺では上値の重さが意識されるようになったとの声が聞かれた。三井住友信託銀行の加藤倫義シニアアドバイザーは、米雇用統計をはじめとする経済指標と、日銀の追加利上げのペースや利上げ幅への見方が今後のドル/円の方向性を左右すると指摘。年末にかけて「150─155円のレンジに収まっていくのではないか」とみている。
8月の米雇用統計は、ロイター調査では非農業部門就業者数が前月比5万6000人増、失業率は4.1%と予想されている。
米国の金融政策を巡っては、来週11日発表の消費者物価指数(CPI)が注目される。ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長は先週のジャクソンホール会議で、インフレ圧力が和らがなければ、それを確実に和らげるための行動が必要になる可能性が高いとの認識を示した。
一方、ウォラーFRB理事は3日、今後発表される経済指標でインフレ圧力の鈍化が確認されれば、次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを支持する考えを示した。