Hiroko Hamada
[東京 4日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5営業日ぶりに反発し、前営業日比1.26%(806円46銭)高の6万5020円94銭で取引を終えた。金利の上昇が一服したことを背景に、指数寄与度の大きいAI(人工知能)・半導体関連が買われ、相場を押し上げた。前日に堅調だったバリュー(割安)株の一角は売られるなど、循環的な動きもみられた。
日経平均は前営業日比0.44%高でスタートした後、伸び悩む場面が続いたが、後場に入ってからはしっかりした展開となった。後場後半には、一時1.51%(967円)高の6万5182円45銭まで上昇。日米の金利低下を好感する形で一部ハイテク株が大幅高となり、相場を押し上げた。大引けにかけては、6万5000円近辺でもみ合う展開が続いた。一方、今晩は米国で雇用統計の公表を控えており、全体では様子見姿勢も広がった。
外為市場ではドルが一時155円前半まで下落するなど、円高が進行。円高メリットと目される銘柄群が買われた。
市場では「金利の上昇一服で、昨日までのバリュー株を買う動きからグロース株を物色する流れになった」(岩井コスモ証券の投資調査部フェロー・有沢正一氏)との声が聞かれた。
一方、金利水準は依然高く、AI・半導体関連株が指数をけん引する相場展開は一巡すると予想され、「日経平均は6万6000円―6万7000円程度で、横ばい圏での動きが続きそうだ」(有沢氏)という。
TOPIXは0.03%高の4103.23ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.04%高の2116.39ポイントだった。プライム市場の売買代金は8兆3282億5000万円だった。東証33業種では、情報・通信、証券、商品先物取引、非鉄金属など11業種が値上がり。鉱業、海運など22業種は値下がり。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が反発し、2.67%高の796.82ポイントだった。
個別では、ソフトバンクグループが11%超高で大幅上昇。ファーストリテイリング、キオクシアホールディングスも上昇。ファナックも堅調だった。
半面、前日買われた商社株は軟調で、三菱商事、三井物産が下落。主力のトヨタ自動車も売られた。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが788銘柄(50%)、値下がりは712銘柄(45%)、変わらずは55銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 65020.94 +806.46 64498.94 64,228.47
─65,182.45
TOPIX 4103.23 +1.19 4116.63 4,070.64─
4,116.63
プライム市場指数 2116.39 +0.85 2119.89 2,099.94─
2,120.05
スタンダード市場指数 1713.00 +14.04 1703.72 1,703.15─
1,715.36
グロース市場指数 1017.53 +23.64 1000.40 999.81─1,
020.68
グロース250指数 796.82 +20.73 781.78 781.17─79
9.27
東証出来高(万株) 221033 東証売買代金(億 83282.50
円)