[4日 ロイター] - JPモルガンとBNPパリバは3日、欧州中央銀行(ECB)が12月にさらに0.25%ポイントの追加利上げに踏み切ると予想していることを明らかにした。根強いインフレリスクとエネルギー価格の高止まりが、一段の引き締めを正当化する材料になるとみている。
両金融機関はこれまで、ECBの引き締め局面は12月の利上げなしに終了すると予想していた。
域内経済の底堅い成長と、続くエネルギー供給への懸念を反映し、従来の想定よりも長く金利が高止まりすることを示している。
BNPパリバのアナリストはリポートで、「エネルギーショックの持続と底堅い経済により、二次的効果が顕在化する可能性が高まっていると考える」と指摘した。
LSEGのデータによると、市場はECBが9月10日の理事会で0.25%ポイントの利上げを実施する確率は99.2%となっている。
JPモルガンは、12月の追加利上げの理由として「より根強いエネルギー価格圧力、堅調な成長、粘着的なコアインフレ、ECBが徐々に上昇するとみている中立金利による相互作用」を挙げた。
BNPパリバは、ECBが来週の理事会で25bpの利上げを実施し、二次的効果の証拠が積み上がれば一段の利上げを行う可能性を大きく残すとみている。