Joseph Ax
[3日 ロイター] - 米ミズーリ州最高裁は3日、共和党が作成した新たな連邦下院選挙区割りについて、11月の中間選挙での使用を差し止める判断を下した。下院で辛うじて維持している過半数の維持を目指す同党にとって打撃となる。
今回の判断を受け、民主党のベテラン下院議員、エマニュエル・クリーバー氏の議席が守られる可能性が出てきた。カンザスシティーを拠点とする同選挙区は、新たな区割りで解体されることになっていた。
共和党が指名した5人を含む7人の判事は、新区割りの発効には11月の住民投票で有権者の承認を得る必要があるとの判断を全員一致で下した。
ハナウェイ州司法長官(共和党)は連邦最高裁に上訴する方針を示した。
トランプ大統領は交流サイト(SNS)への投稿で判決を批判し、「ミズーリ州の『司法』にとって暗黒の日だ!」と述べた。
ミズーリ州憲法は、あらゆる立法行為の承認について住民投票を実施することを認めており、新区割りに反対するために結成された団体は、この規定に基づき住民投票を請求するのに十分な数の署名を集めていた。