[フランクフルト 3日 ロイター] - 物言う投資家のエリオット・インベストメント・マネジメントが独通信大手ドイツテレコムの株式を取得し、米子会社Tモバイルとの経営統合計画を撤回するよう迫っていることが、事情に詳しい関係者2人の話で分かった。
エリオットはドイツテレコムとTモバイルとの統合に反対している。関係者の1人によると、エリオットは株主価値向上に向けた代替策として、自社株買いの拡大などを望んでいる。
エリオットのドイツテレコムへの出資比率は不明。ドイツの法律では、保有比率が3%を超える場合には公表が義務付けられている。
ドイツテレコム株は3日、一時2.3%上昇した。
ロイターは4月、ドイツテレコムがTモバイルとの経営統合を目指していると報じた。ドイツテレコムはTモバイルの株式の約54%を既に保有している。
ドイツテレコムは8月、過去の水準に比べ株価が割安となっていることを理由に、2026年の自社株買いプログラムを30億ユーロ(34億8000万ドル)拡大し、最大50億ユーロとすると発表した。