[3日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、今週キーウで発生した治安機関同士の銃撃戦について、原因は調査で解明されると述べた。
ウクライナ保安庁(SBU)と国防省情報総局(HUR)の対立の背景には、ウクライナ軍と共に戦っていたロシアの民族主義活動家の失踪事件がある。
この活動家のキーウの自宅が捜索を受けた後に対立が銃撃戦にエスカレートし、SBU側がHUR側に向けて発砲。SBUは、キーウにいる反クレムリン派のロシア人活動家を暗殺しようとする、モスクワ主導の陰謀を未然に防ぐために行動したと述べている。HUR側の3人が負傷した。
ゼレンスキー氏は夜のビデオ演説で「真実が明らかになることが重要だ。そして、このような事態が二度と繰り返されないようにしなければならない」と指摘。「SBUとHURと2つの機関のトップに対する評価は内部調査の結果に基づいて行われる。双方に責任を問うことは完全に妥当だ。いずれもあってはならない行動を取った」と語った。
今回の件に関連して、両機関の職員2人に容疑通知書が発付された。ゼレンスキー氏はSBUの国家機密保護部門のトップを解任した。