Joey Roulette Tim Hepher
[ワシントン 3日 ロイター] - トランプ米政権が、フランスのパリで9月9─10日に開催される「宇宙サミット」に参加しないよう米宇宙企業に対して圧力をかけていることが、事情に詳しい複数の関係者の話で3日分かった。
関係者4人によると、ホワイトハウスの科学技術政策局(OSTP)は1週間前、サミットに参加を予定していた複数の米宇宙企業と電話会議を行い、参加すれば米国が同意していない欧州の政策姿勢を支持しているように受け取られかねないと伝えた。ホワイトハウスの当局者は参加しないよう明確に指示することは避けたが、参加を控えるよう強く示唆したという。
関係者の1人によると、サミットに合わせて欧州企業と米企業が予定していた発表の一部は中止された。別の関係者によると、イーロン・マスク氏率いるスペースXは参加を取りやめる。
サミットではマクロン仏大統領と欧州委員会のフォンデアライエン委員長が演説する予定。欧州各国は民生・軍事両面で宇宙分野への投資を拡大し、衛星通信やロケット打ち上げでスペースXなど米企業への依存度を引き下げようとしている。