[ロンドン 3日 ロイター] - 米アップルはアプリのトラッキング(追跡)機能を巡り、英国で20億ポンド(27億ドル)規模の訴訟に直面した。アプリ開発者は同社がその権力を乱用してサードパーティーに不当に厳しい制限を課したとして非難している。

3日にロンドンの競争審判所に提訴されたこの訴訟は、2021年に導入された「アプリ追跡の透明性(App Tracking Transparency)」機能に焦点を当てている。

アップルはこの機能を導入した目的について、ユーザーが他社のアプリやウェブサイトにおける自身の行動を追跡する許可をアプリに与えるかどうかを制御できるようにするためだと説明している。

しかし、原告側はこの機能がアップルのサービスよりもサードパーティーのアプリ開発者に厳しい要件を課しており、同社の広告エコシステムに競争上の優位性をもたらしていると主張。「この訴訟はアップルに依存する英国企業の権利を保護し、アップルが適用するルールが公正であることを確保し、英国企業が被った損失を補償するために重要だ」と訴えた。

一方、アップルは同機能について「ユーザーがアプリによる自身の行動追跡の許可を簡単に制御できるようにするため」に導入されたものであり、自社も「全ての開発者と同じ要件に縛られている」と主張した。

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