<為替> 日銀の利上げ観測が強まったことを受け、円が対ドルで急伸した。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が今後の経済指標でインフレ圧力の緩和が確認されれば次回会合での金利据え置きを支持する考えを示したことも、ドルの下げ幅拡大につながった。 円は対ドルで一時2.08%高の155.47円。7月下旬の日米協調介入後に付けた高値の155.21円に接近しており、この水準を上回れば5月6日以来の高値になる。 円はこれまで日米金利差やエネルギー価格の再上昇を背景に下落圧力にさらされていたが、前日の取引で円は対ドルで急騰。日本当局が円買い介入を実施したとの観測が広がる場面もあったが、日銀の資金需給関連データで当局の介入を示す証拠は確認されず、市場関係者は今回の円高について、9月17─18日の日銀金融政策決定会合で追加利上げが従来予想より大幅になるとの見方が市場に織り込まれた結果だと指摘している。 ウォラーFRB理事はこの日の「ロイターネクスト」で、今後発表される経済指標でインフレ圧力の鈍化が確認されれば、15─16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを支持する考えを表明。「(インフレ率が)2%目標に向けて進展し続けていることが確認できれば、政策金利を現行水準に据え置くことを支持する用意がある」と語った。同時に「インフレ指標が予想以上に強い内容になれば利上げを検討する」と述べ、利上げの可能性も排除しなかった。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 国債利回りが低下した。連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事の発言を受けて利上げ観測が後退した。経済指標で労働市場の安定が示されたことも材料となった。 ウォラー理事は3日、今後発表される経済指標でインフレ圧力の鈍化が確認されれば、15─16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを支持する考えを示した。 同発言を受け、9月半ばのFRB会合での利上げ観測は後退。CMEフェドウォッチによると、市場が織り込む利上げ確率は前日の63.2%から50.4%に低下した。 指標となる米10年債利回りは3.8ベーシスポイント(bp)低下の4.756%となり、8月25日以来の大幅な低下幅となる勢い。2日には4.818%と、2023年11月1日以来の高水準を付けていた。 30年債利回りは2.8bp低下の5.239%。 2年債利回りは5.6bp低下の4.33%となり、8月13日以来の大幅な低下幅となる勢い。2日には4.41%と、2025年1月以来の高水準に達していた。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 大幅続伸して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が、インフレ圧力が和らいでいることを示すデータが得られれば、フェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジの据え置きを支持すると表明したことを受け、投資家が利上げ観測を後退させた。 主要3株価指数はそろって1%超上昇。ナスダック総合指数は、人工知能(AI)関連の大型株「マグニフィセント・セブン」に押し上げられた。 半導体大手エヌビディアは1.8%上昇。AI新興のハギングフェイスを129億3000万ドルで買収すると発表した。 一方、ブロードコムは2.7%安。第4・四半期の売上高見通しが市場予想を下回ったことを嫌気した。 クラウドデータプラットフォームを提供するスノーフレークは通期売上高見通し引き上げを受けて16.6%急伸し、ソフトウエア分野全体の地合いを支えた。サービスナウ、セールスフォース、アドビは2.1─6.5%上昇した。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が、インフレ圧力の緩和が確認されれば次回の政策会合で金利を据え置く考えを示したことを受け、9月の利上げ観測が後退し金相場は続伸した。中心限月の清算値(終値に相当)は前日比2.8%高の1オンス=4539.90ドル。スポット金は2.3%高の1オンス=4488.54ドルまで上昇し、8月28日以来の高値を付けた。 トレーダーの間では、9月15─16日の政策会合で利上げが行われる確率は54%と、ウォラー氏の発言前の62%から低下した。米長期金利の低下やドル安も金相場の支援材料となり、金利を生まない資産である金の保有コストが下がったことで海外投資家の需要が高まった。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> 米国時間の原油先物はまちまち。米国のイラン攻撃で中東の供給混乱に対する懸念が再燃し、支援材料となった一方、ロシアのプーチン大統領がウクライナとの和平交渉に前向きな姿勢を示唆したことが圧迫要因となった。 清算値は、北海ブレント先物が0.11ドル(0.12%)安の1バレル=95.52ドル。米WTI先物は0.29ドル(0.32%)高の91.30ドル。両指標とも取引時間中に一時、6週間ぶりの高値を付けた。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY終値 155.79/155.

84

始値 156.30

高値 156.36

安値 155.31

ユーロ/ドル NY終値 1.1624/1.16

27

始値 1.1601

高値 1.1641

安値 1.1602

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 98*03.0 5.2518

0 %

前営業日終値 97*28.0 5.2670

0 %

10年債(指標銘柄) 17時05分 98*27.0 4.7720

0 %

前営業日終値 98*21.5 4.7940

0 %

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*11.2 4.5215

5 %

前営業日終値 99*07.0 4.5520

0 %

2年債(指標銘柄) 17時04分 99*19.0 4.3401

0 %

前営業日終値 99*16.2 4.3860

5 %

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 53686.11 +624.16 +1.18

前営業日終値 53061.95

ナスダック総合 26584.06 +366.23 +1.40

前営業日終値 26217.83

S&P総合500種 7747.71 +81.11 +1.06

前営業日終値 7666.60

COMEX金 12月限 4539.9 +125.3

前営業日終値 4414.6

COMEX銀 12月限 6770.4 +224.1

前営業日終値 6546.3

北海ブレント 11月限 95.52 ‐0.11

前営業日終値 95.63

米WTI先物 10月限 91.30 +0.29

前営業日終値 91.01

CRB商品指数 416.7012 ‐0.1373

前営業日終値 416.8385

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