Maki Shiraki
[東京 2日 ロイター] - 三菱自動車工業は2日、クロスカントリースポーツ多目的車(SUV)「パジェロ」の新世代モデルを世界初披露した。看板車種を国内で7年ぶり、海外で5年ぶりにシリーズとして復活させる。生産工場のあるタイを皮切りに日本、オーストラリアに投入予定。2027年度以降はASEAN(東南アジア諸国連合)地域、中南米、中東など世界約100カ国へ順次展開する計画だ。
岸浦恵介社長は同日の発表会で、「2030年代に向けた中長期ビジョンを具現化する商品の第1弾が新型『パジェロ』であり、三菱ブランドをけん引するフラッグシップモデルだ」と述べた。
5代目となる新型車はディーゼルエンジン車で7人乗り。パジェロは同社の四輪駆動技術を象徴する車種で、1982年の初代誕生以来、4代にわたり325万台以上を販売した。しかし、販売低迷とそれに伴う経営合理化のために2019年に国内向け、21年には世界170以上の国と地域へ輸出された海外向けの生産を終了していた。