Aditi Shah

[ニューデリー 1日 ロイター] - ベトナムの電気自動車(EV)メーカー、ビンファストはインドで3車種の生産計画を一時停止して、コストの再評価を行う間、サプライヤーに対しプロジェクト関連の作業を中断するよう指示した。関係者2人とロイターが入手した社内メモで明らかになった。同社はインドに1年前に参入したばかり。

ビンファストはサプライヤーに、市場で最も競争力のあるモデルとなる見込みの2ドアSUV(スポーツタイプ多目的車)「VF3」、ベトナムからキットで輸入してインド国内で組み立てるSUV「VF6」と「VF7」の3つのプログラムについて「全ての活動を保留する」よう要請した。

計画停止は赤字続きのビンファストにとってさらなる打撃となる。同社は米国や欧州での市場シェア拡大に苦戦した後、成長の足掛かりとしてインドに目を向けていた。

3車種のインド国内での現地生産計画が停止されたことはこれまで報じられていなかった。

ビンファストは昨年、ベトナム国外初の工場をインド南部に開設。南アジア、中東、アフリカを対象とする地域製造拠点の構築を目指し、20億ドルの投資を約束した。

ビンファストはこれら3車種の現地生産計画を中断したかどうか直接言及していない。同社は現在インドで販売されているVF6とVF7に関する計画に変更や中断はなく、引き続き同工場で組み立てを継続するとしている。

同社広報担当者はロイターに宛てた声明で「インドはビンファストの長期的な事業および製造戦略において重要な市場だ」と説明するとともに、市場調査と消費者のフィードバックに基づいて「インドの顧客ニーズをより良く満たすために」製品に「適切な調整」を加えていると付け加えた。

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