[北京 1日 ロイター] - 中国の規制当局は1日、自動車メーカーの海外事業に関する新たな指針を公表した。各社に対し、対外投資や海外事業活動を規定する法律を順守するとともに、独占禁止、腐敗防止、社会的責任に関するコンプライアンスを強化するよう求めた。
BYDを筆頭に中国の自動車メーカーは急速に海外への事業展開を進めている。
指針では、価格設定をコストや市場状況に基づいて行うこと、価格を利用して不公正な競争上の優位性を得ることを避けること、また、現地の労働法を順守し、誤解を招く広告を避け、海外における中国自動車ブランドの評判を守ることなどが求められている。
公式データによると、2025年に中国は200以上の国・地域へ832万台の自動車を輸出。中国企業は80以上の市場で自動車製造プロジェクトに投資を行っている。
商務省は指針について、産業・サプライチェーン(供給網)の「合理的かつ秩序ある」海外展開を促進し、中国自動車産業の長期的な国際的発展を支援することを目的としていると述べた。