Jasper Ward Parisa Hafezi

[ワシントン/ドバイ 1日 ロイター] - トランプ米大統領は1日、米軍がホルムズ海峡近くのイランの標的を攻撃していると明らかにした上で、イランが報復すればさらに大規模な攻撃を行うと警告した。

トランプ大統領は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、イランがホルムズ海峡への機雷敷設を試みたことや、ヨルダンにある米軍基地に向けてミサイル8発を発射したことへの報復だとし、こうした攻撃は「正当化される」とした。

これに先立ち、米軍は1600GMT(米東部夏時間正午、日本時間2日午前1時)にイラン国内のイスラム革命防衛隊(IRGC)の拠点に対する空爆を開始したと発表。米中央軍はXに投稿した声明で「今回の空爆は、ホルムズ海峡を航行する商船や同地域に展開する米軍兵士に対するIRGCによる最近の攻撃の試みを受けて実施された」と説明した。

イランのファルス通信は、イスラム革命防衛隊(IRGC)報道官が「米国は新たな攻撃を後悔することになる」と述べたと報じている。

イランのメディアによると、ホルムズ海峡北岸に位置するゲシュム島のほか、南部の港湾都市バンダルアッバスや南部沿岸の港湾都市チャバハル、ジャスク、シリクなどで爆発があったとの情報がある。

トランプ大統領はまた、FOXニュースとのインタビューで、イランに多くの機会を与えてきたとした上で、イランとの合意は「紙切れ同然だ」と語った。

米軍による新たな攻撃を受け、原油先物は上げ幅を拡大。中東情勢が一段と緊迫化する中、在カタール米国大使館は、中東地域に滞在している米国人に対し、警戒を一段と強めるとともに、航空便の欠航や空域閉鎖、渡航の混乱が起きる可能性に注意するよう呼びかけている。

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