Steven Scheer
[エルサレム 1日 ロイター] - イスラエル中央銀行は1日の金融政策委員会で、政策金利を0.25%ポイント引き下げ3.25%にすることを決めた。利下げは3会合連続。対ドルでのシェケル高もあってインフレ率が鈍化しているため、利下げに踏み切った。
中銀は2025年11月と今年1月に利下げを決定。イラン交戦や供給の混乱によるインフレ上昇への懸念に伴ら一時中断を挟み、5月と7月に利下げを決めていた。
ロイターがまとめた調査では、14人のエコノミストのうち8人は金利据え置きを、6人は25ベーシスポイント(bp)の引き下げを予想していた。
イスラエルの7月のインフレ率は1.5%で、中銀目標1─3%の範囲内に収まっている。中銀は「ここ数カ月でインフレは鈍化し、目標範囲の中間値を下回っていた」との認識を示し、「物価の安定や経済活動の支援、市場の安定に焦点を当てている」と表明。今後の金利は「インフレ動向や経済活動、地政学的不確実性のほか、財政情勢の推移に応じて決定される」と言及した。
中銀はこれまでに、27年半ばまでに金利の下限は約3%になるとの見通しを示していた。