[ロンドン 12日 ロイター] - 国際海事機関(IMO)の報道官は12日、オマーンのドファール県沖で座礁したタンカー「キャロライン・ベゼンギ」号から漏れ出した原油がオマーン本土に到達しつつあると発表した。同船は制裁対象となっているロシア産原油を運搬中だった。

IMO報道官はタンカーについて、ロシアからアジアに向けて約80万バレルの原油を運んでいたが、6月30日にオマーン沖で座礁し、現在はオマーンの漁村シャルバタートから約40キロ離れた地点にあると述べた。

報道官は、タンカーからは原油が漏れ続けているが、季節的なモンスーンの影響で船への接近が制限され、引き揚げ作業が遅れているとし、原油流出への緊急対応計画はすでに策定されていると語った。

オマーン政府は10日、タンカーから漏れ出た油膜が約400平方キロメートルに及ぶ海域に広がっていると発表していた。

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