[ベルリン 5日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた7月のドイツのサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.8で、前月の48.6から上昇し、速報値の49.6から上方修正された。需要が幾分回復し、新規事業が5カ月ぶりに増加した。

S&Pグローバルがまとめた7月のHCOBドイツ・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.8と、前月の48.6から上昇し、速報値の49.6をわずかに上回った。

PMIは50を下回ると景況の縮小を示し、50に近づくほど縮小のペースが緩やかであることを意味する。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済アソシエイトディレクター、フィル・スミス氏は「サービス部門全体の事業環境は安定しており、7月は事業活動だけでなく雇用も安定に向かった」と述べた。

雇用の減少ペースは3カ月連続で鈍化し、年初に始まった現行の削減局面で緩やかとなった。

スミス氏によると、新規事業は4カ月連続の減少から増加に転じ、2月下旬の中東戦争勃発以来、初めて需要回復の兆しが見られた。

輸出受注は引き続き減少したものの、落ち込みはここ5カ月間で最も緩やかだった。

投入コストのインフレ率は6月の7カ月ぶりの低水準から加速。産出価格インフレ率も3カ月ぶりに加速して4月以来の高水準となった。

スミス氏は、世界的なエネルギー価格の変動やイラン戦争によるサプライチェーンの不確実性により、今後数カ月のインフレの方向性を予測することは困難だと述べた。

総合PMIは製造業が寄与し49.5から51.3に上昇し、3月以来初めて景況拡大に転じた。

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