[東京 4日 ロイター] - - 前場の東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比0.66%(421円55銭)安の6万3333円35銭となった。朝方は前日の米株高を好感して買い優勢で始まり、前営業日比で一時0.76%(485円60銭)高の6万4240円50銭まで上昇する場面があった。しかし、次第に追加介入による円高が警戒されたほか、決算発表を見極めたいとのムードが広がり、マイナスに転換した後は弱もち合いで推移した。
・TOPIXは0.59%安の3936.48ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は4兆9798億1800万円。
・東証33業種では、値上がりは輸送用機器やゴム製品、サービスなど25業種、値下がりは非鉄金属やガラス・土石製品、電気機器など8業種。指数寄与度が高い半導体関連株が下げをリードした格好。
・後場の取引時間中に決算を発表予定のトヨタ自動車が軟調。発表される数値を見極めたいとの見方が多い。
・ドル/円は157円台で落ち着いているが、追加介入による円高懸念からハイテク株の上値が重い。そうした中で、キオクシアHLDGが大幅高となった。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが588銘柄(37%)、値下がりは921銘柄(59%)、変わらずは47銘柄(3%)。
<野村証券 ストラテジスト 澤田麻希氏>
「ダウ最高値、半導体関連株が買われた米国株高が好感されたものの、追加の為替介入による円高が警戒されており、徐々に上値が重い展開となりマイナスに転換した」
「ただし、ドル/円が157円前後での推移なら、ハイテク企業は想定レートを157─160円とするところが多いため、この水準で推移するなら過度の警戒は必要ない」
「今日も引き続き、取引時間中に主要企業の決算があり、それらを見極めながらの動きとなる。とくに、トヨタ自動車の決算が関心を集めそうだ」