Shiho Tanaka Maki Shiraki

[東京 30日 ロイター] - パナソニック ホールディングスは30日、2027年3月期の連結純利益予想(国際会計基準)を従来の4200億円から前年比2.3倍の4500億円に上方修正した。人工知能(AI)関連需要の拡大とその波及効果を踏まえた。IBESがまとめたアナリスト18人の平均予想4534億円とほぼ一致した。

AIインフラ関連事業、データセンター需要の恩恵を受ける周辺事業の好調が続くと見込む。通期の営業利益予想は従来の5500億円から前年比2.5倍の5900億円、売上高予想は7兆6000億円から同3.1%減の7兆8000億円にそれぞれ引き上げた。年間配当予想は1株当たり54円のまま据え置いた。

これまでの過去最高益は、営業利益が1985年3月期の5757億円、純利益が24年3月期の4440億円。上方修正後の会社予想を達成すれば、営業利益は42年ぶり、純利益は3年ぶりに過去最高を更新する。

第1・四半期に当たる4─6月期の連結純利益は前年同期比89.2%増の1351億円だった。営業利益は同2.1倍の1824億円で過去最高となった。同じ期としての営業利益の過去最高は1985年の1484億円で、更新は41年ぶり。電源システムなどを手掛けるエナジーや、AIサーバー向けを含む産業用デバイスが好調なインダストリーが伸長した。

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