[チューリヒ 29日 ロイター] - スイスの金融大手UBSが29日発表した第2・四半期決算は17%の増益となり、市場予想を上回った。

遅くとも来年半ばまでに30億ドル相当の自社株買いを行う計画も明らかにした。このうち少なくとも10億ドル相当については、今後3カ月以内に買い戻す方針とした。

株主帰属純利益は28億ドルで、同社がまとめたアナリスト予想(23億9000万ドル)を上回った。

ウェルスマネジメントと投資銀行の各部門の伸びがけん引し、トレーディング部門は第2・四半期として過去最高を記録した。

今回の自社株買い計画は、7月に完了した30億ドル規模の買い戻しに続く。

UBSは自社株買いの規模とペースについて、短期的な業績に加え、2023年のクレディ・スイス破綻とその後のUBSによる買収を受けて議論されているスイスの銀行規制の行方にも左右されるとの見解を改めて示した。

スイス政府はUBSが破綻した場合の同国経済へのリスクを懸念し、同行に対して普通株式等Tier1(CET1)資本を約200億ドル追加で積み増すよう求めてきた。UBSはこの方針について、過剰であり競争力を損なうと反発している。

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