Alexander Marrow Juveria Tabassum

[ロンドン 28日 ロイター] - 米飲料大手コカ・コーラのジョン・マーフィー最高財務責任者(CFO)は28日、ロイターのインタビューに応じ、インド市場において第2・四半期に市場シェアを落としたことを明らかにした。アルミニウム価格の上昇や中価格帯商品の品ぞろえ不足が影響したとしている。

コカ・コーラが同日発表した第2・四半期決算では、インドでの販売不振がアジア太平洋地域の業績の重荷となっていた。

マーフィー氏は「昨年はインドの業界全体にとって厳しい年だったが、今年は回復が見られる」と指摘しつつ「第2・四半期にコカ・コーラが市場シェアを失ったと言って差し支えない」と述べた。

同氏は、11-40ルピーの中価格帯商品について「必要な価格・包装戦略がまだ十分に整っていない」ため改善に取り組んでいると説明。「時間の経過とともに失ったシェアの一部を取り戻せると期待している」と語った。

またアルミニウムやPET樹脂の価格上昇が今年に入り想定を上回っている点に触れて、コスト増への対応に乗り出していると付け加えた。

米国とイスラエルによるイラン攻撃を受けてアルミ缶の供給が逼迫し、インドではダイエット・コークが一時品薄となった。その後「ダイエット・コーク・パーティー」と呼ばれる交流サイト(SNS)発の消費拡大の動きも広がって需要が急増したため、同社はインドで値上げを実施するとともに、東南アジアから大型缶の調達を進めている。

マーフィー氏はインド市場の成長性に強気な見方を示し、ダイエット・コークの需要急増について「歓迎すべき問題」と強調。「規模はまだ小さいものの、今年の需要は約10倍に達する見通しだ」と述べた。

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