[28日 ロイター] - 米食品大手モンデリーズ・インターナショナルが28日発表した第2・四半期決算は、売上高と利益がともに市場予想を上回った。主要市場でのビスケットやチョコレートの底堅い需要に加え、値上げ効果が業績を押し上げた。この発表を受け、株価は時間外取引で一時約2%上昇した。

通期の既存事業ベースの売上高成長率見通しは、従来の「横ばいから最大2%増」を「少なくとも2%増」に引き上げた。

同社にとって最大市場の北米では、第2・四半期の価格要因の寄与度が2.2ポイントのプラスとなり、販売数量の寄与度も1.2ポイント増加した。

同社は「北米では消費者信頼感が過去最低水準から部分的に回復した一方、エネルギー価格の高止まりが家計を圧迫している。成長は引き続きK字型で、消費者の志向は低価格商品とプレミアム商品に二極化している」との見方を示した。

地域別の既存事業売上高は、中南米が前年比8.4%増、アジア・中東・アフリカが7.1%増となった。

イーマーケターのアナリスト、レイチェル・ウルフ氏は「モンデリーズは他の食品メーカーと同様に、小容量パッケージへの需要拡大に対応するとともに、新製品投入によって消費者への訴求力を高めている」と分析した。

同社はこれまでに、消費者の健康志向の高まりを受け、砂糖不使用やグルテンフリーの「オレオ」製品群を拡充していると説明していた。

第2・四半期の調整後1株利益は市場予想を0.05ドル上回った。調整後粗利益率は、販売価格の引き上げと製造コストの低下が原材料費上昇の影響を一部相殺し、前年比で20ベーシスポイント(bp)改善した。

売上高は93億6000万ドルとなり、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の92億ドルを上回った。

通期の調整後利益見通しについては「横ばいから5%増」とする従来予想を据え置いた。

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