[26日 ロイター] - シリアのシャラア暫定大統領は、イスラエルとの安全保障協定の締結を目指していると、26日放送のアルジャジーラとのインタビューで語った。
協定が実現すれば、ゴラン高原に対するシリアの権利を損なうことなく、両国間の包括的な和平への道が開ける可能性があると述べた。ゴラン高原は1967年の第3次中東戦争(6日間戦争)でイスラエルがシリアから奪い、81年に併合した地域。
シャラア氏は、シリアに対するより均衡の取れた政策を採用するようイスラエルに圧力をかけるため、多くの国々を関与させようとしていると述べた。「われわれは対立に陥ることを避けている」と続けた。
2024年12月にシャラア氏率いる反体制派の攻勢によってアサド前大統領が失脚した直後、イスラエル軍はシリアに進攻し、戦略的な要衝を掌握。首都ダマスカスを見下ろすヘルモン山のシリア側を含む、シリア国内の非武装地帯にも展開した。
一方、国連のグテレス事務総長はシリアを訪問。26日のXへの投稿で、シリアの主権、独立、統一、領土保全の尊重を訴えた。国連トップがシリアを訪問するのは2009年以来。