Mariam Sunny Siddhi Mahatole Steve Gorman

[24日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は24日、米国内で今年これまでに2318件の麻しん(はしか)感染を確認したと発表した。2025年の感染者数を上回り、過去35年で最多となった。ワクチン接種率の低下が背景にある。

今年の感染者数は、1989年─91年の大流行で5万5000人超の感染者と123人の死者が出た時期以来、米国での単年としては最も多い。

米国ではしかは25年前に事実上根絶されたと宣言されていたが、医療専門家らはこの感染者の増加を予防接種率の低下と関連付けている。トランプ政権で厚生長官を務めるロバート・ケネディ・ジュニア氏が唱えるワクチン懐疑論がその一因との意見が大勢だ。

7月23日までに報告された症例の69%を乳児から19歳までの若年層が占めており、感染者の5分の1は5歳未満の子どもだった。感染した5歳未満の子どもの10分の1、5─19歳の患者の3%が入院した。今年のはしか関連の入院者数は、現時点で151人に上っている。重症化すると死に至ることもあるが、今年1月以降、死者は報告されていない。

25年全体の感染者は2289人で、今年は約7カ月で追い越した形。25年の入院者は243人、死者は3人だった。

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