[ピナルデルリオ(キューバ)26日 ロイター] - キューバのディアスカネル大統領は26日、革命記念日に合わせた演説で、トランプ米政権による石油禁輸と制裁強化について、「政治的ジェノサイド」と呼び厳しく非難した。
米国務省は最近、キューバが米政府内部に潜入し、米国内で「前例のない左翼テロの波」を支援していると批判。トランプ政権は米国内の左派系グループへの圧力を強めている。
ディアスカネル氏は「キューバを批判することで、彼らはスケープゴートや外部要因を探しているだけではない。富める者をより富ませ、貧しい者をより貧しくする経済によって最も打撃を受けた層の抗議行動について、責任を負わせる相手を探しているのだ」と強調。
「彼らは、キューバに対する政治的ジェノサイドを続けるための新たな口実を探している」と語った。
今回の演説は、キューバと米国の間の緊張の高まりを浮き彫りにした。トランプ政権による石油禁輸と制裁拡大により、キューバでは計画停電と燃料不足が発生、数十年で最悪の経済危機に陥っている。