Tala Ramadan Kinda Makieh

[ダマスカス 25日 ロイター] - 国連のグテレス事務総長は25日、シリアの首都ダマスカスを訪問してシャラア暫定大統領と会談し、同国の復興支援を約束した。現職の国連事務総長によるダマスカス訪問は、シリア内戦が始まる前の2009年以来17年ぶり。

グテレス氏はシャラア氏との会談後にシェイバニ外相と共同記者会見を行い「いかなる国も深刻な紛争から自力で立ち上がり、復興を成し遂げることはできない」と述べて支援の意向を示した。

シェイバニ氏は国際社会、特に欧州連合(EU)に対してさらなる支援を求めていると改めて表明した。

今回の訪問は、2024年末のアサド旧政権崩壊以降のシリアにとって新たな節目となる。シャラア政権への移行期間には大規模な宗派間衝突が発生し、宗教的少数派を守るというシャラア氏の約束が試されている。

グテレス氏は25日、交流サイト(SNS)のXに投稿し、シリア訪問を「連帯の訪問」と表現。「国連は、この重要な局面にあるシリアと共にある」と表明した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。