[17日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズは、人工知能(AI)新興のアンソロピックにコンピューティング(情報処理)能力をリースする交渉を行っていることが分かった。契約は2年間で最大100億ドル規模となる可能性があるという。
関係者によると、アンソロピックが6月に打診し、メタが検討している。アンソロピックが2年間にわたり毎月支払う方式となるもようだが、条件が変更される可能性がある。両社とも契約を早期に解除できるオプションを持つという。
協議は初期段階。メタには処理能力の販売を手掛ける事業部門がないため、協議は複雑になっているという。
アンソロピックは5月にスペースXのテネシー州にあるデータセンター「コロッサス1」の全計算能力を利用する契約を結んでいる。
メタのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は5月の株主総会で、クラウドコンピューティング事業への参入は「間違いなく検討対象だ」と発言。AIモデルへのアクセスや余剰の計算能力を買い取るといった打診が「ほぼ毎週」のようにきていると述べていた。
ブルームバーグ・ニュースは今月、メタが開発者向けに余剰の計算能力を販売し、AIモデルのホスティングを行うクラウド事業を構築中だと報じていた。