[ワシントン 17日 ロイター] - 米ミシガン大学が17日発表した7月の消費者信頼感指数の速報値は54.4と、2月以来、5カ月ぶりの高水準となった。ただ、中東での紛争再燃によりガソリン価格が上昇していることから、改善は一時的にとどまる可能性が高い。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は51.0だった。
今回の調査は6月23日から7月13日にかけて実施され、先週の米国とイランの停戦崩壊前に聞き取りの70%超が完了していた。中東での軍事衝突の再燃を受け原油価格は1カ月ぶりの高値に上昇し、ガソリン価格も上昇している。
消費者調査ディレクターのジョアン・スー氏は「今月の信頼感の上昇は幅広い層に及んでおり、年齢、所得、資産、政治的立場を問わず見られた」と指摘。「ただ、物価が依然として高止まりしており、消費者が経済に手放しで楽観的になっているわけではない。信頼感は前年比では12%低下している。ガソリン価格の最近の下落基調が反転を続ければ、信頼感の上向きの勢いを維持するのは難しくなる可能性がある」と述べた。
1年後のインフレ期待は4.2%。6月の4.6%から低下したものの、なお高水準で推移している。
5年後のインフレ期待は3.3%と横ばいだった。