Gram Slattery Kanishka Singh
[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ米大統領は13日、ユタ州南部にある2カ所の国定公園の面積を90%余り縮小する大統領令に署名したと、ホワイトハウスが明らかにした。放牧、自動車を使ったレクリエーション、伐採、その他の資源開発を可能にする狙いがある。
大統領令は、ベアーズ・イヤーズ国定公園を136万エーカーから12万1100エーカー(4万9000ヘクタール)に、グランドステアケース・エスカランテ国定公園を187万エーカーから18万1500エーカーに縮小した。
環境保護団体「アースジャスティス」は、「これらのかけがえのない景観の保護を維持する」ため法的措置を取ると表明した。
トランプ氏はホワイトハウスで、ユタ州のスペンサー・コックス知事らと共に今回の措置を発表。「われわれはユタ州と、また多くの人がこの土地を利用しているので全米の人々のために、極めて劇的で重要なことを行っている」と述べた。
ベアーズ・イヤーズは、オバマ元大統領が2016年に指定。クマの頭部に似た一対のビュート(残丘)にちなんで名付けられ、複数の先住民部族にとって神聖な文化・考古学的遺跡が存在する。
グランドステアケース・エスカランテは、1996年にクリントン元大統領が指定。色鮮やかな岩層で知られ、過去20年間に数多くの恐竜の化石が発見されている。