Amy-Jo Crowley Anousha Sakoui
[ロンドン 13日 ロイター] - 英国の高級時計販売最大手ウォッチズ・オブ・スイスはここ数カ月、身売りによる非公開化について交渉している。関係筋3人が明らかにした。
関係筋のうち2人によると、同社のブライアン・デュフィー最高経営責任者(CEO)は自社の株価が市場に過小評価されていると考えており、初期の買収の打診に反応した。これら関係筋の1人は、正式な買収提案は成されていないと述べ、もう1人はプライベート・エクイティ・ファンドと戦略的買い手が関心を示していると明かした。
3人目の関係筋は、ウォッチズ・オブ・スイスが1株あたり7.50ポンドを大幅に上回る価格での買収提案を求めていると述べた。
同社は、うわさや臆測にはコメントしないと表明した。
ロレックスやカルティエなど高級時計ブランドへの強い需要を背景に、ウォッチズ・オブ・スイスの株価は今年初めから55%上昇したが、LSEGのデータによると2022年の高値に比べて半分未満の水準にとどまっている。
同社の売上高は米国と英国がほぼ半々で、欧州で近年、高級品の販売が減速していることが株価低迷の背景。23年には、ロレックスがスイスの名門時計店ブヘラを買収したことがロレックスとウォッチズ・オブ・スイスの関係に脅威をもたらすとの見方から株価が大幅下落した。