Jihoon Lee
[ソウル 14日 ロイター] - 韓国政府は14日、世界的な半導体ブームを背景に、2026年の経済成長率見通しを5年ぶりの高水準となる3.0%に引き上げ、経済を支援するため、人工知能(AI)投資を迅速に進めると表明した。
半期に一度の経済政策運営方針で、財政経済省は今年の成長率を21年以来の高い伸びとなる3.0%と予測した。従来予想は2.0%、25年実績は1.1%だった。
同省は、2%を下回ると推計されている潜在成長率を3%に引き上げることを含む3つの主要目標に向けた政策を推進すると表明。
その取り組みの一環として、政府が先月発表した半導体、AIデータセンター、フィジカルAIへの投資を対象とする3つの「メガプロジェクト」を迅速に進めるとした。
同省はまた、韓国を世界4大輸出国の一角に押し上げ、1人当たり国民総所得(GNI)を今年見込まれる4万ドルから5万ドルに引き上げる目標も設定した。韓国は現在、世界の輸出国上位5カ国に入っている。
さらに、中東紛争に起因するインフレ高止まり、通貨安、債券利回りの上昇に対処するため、燃料価格の上限設定、為替規制緩和の延長、今年下半期における低利の政策融資などの措置を講じると表明した。
27年については、経済成長率を2.2%、インフレ率も2.2%と予測している。