[シドニー 14日 ロイター] - オーストラリアのウエストパック銀行とメルボルン研究所が14日発表した7月の消費者信頼感指数は83.9と、前月から4.1%上昇した。ガソリン価格の下落が家計を支援した。ただ、中東での新たな戦闘を受け、足元では価格が再び上昇している。

指数は100を下回ると、悲観論が楽観論を上回っていることを示す。

6月は2.9%低下していた。

ウエストパック銀行の豪マクロ予測責任者、マシュー・ハッサン氏は「今回の指数は、調査の50年の歴史の中で依然として下位10%の水準にとどまっている」と指摘。

「信頼感は引き続き海外情勢に左右されている。調査期間中のホルムズ海峡の状況悪化に伴い、日々の回答では大幅な悪化が見られた」と語った。

調査は7月6─9日に実施されたため、直近の原油価格高騰の前だった。

燃料価格はここ数週間下落しており、今後の家計を示す指数は13.4%上昇した。ただ、景気の先行きに対する見方は依然として悲観的で、今後5年間の見通しはわずか0.7%上昇の87.1にとどまった。

大型家庭用品の買い時かどうかを測る指数は0.5%上昇の86.8と、長期平均の123.0を大きく下回った。

オーストラリア準備銀行(中央銀行)が今年に入り3回の利上げを実施したことで、住宅ローン利用者の負担が増大し、消費者心理は冷え込んでいる。

調査対象者の約60%が今後12カ月で住宅ローン金利がさらに上昇すると予想している。ただ、この比率は6月の66%からは低下した。

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