Shivangi Acharya Manoj Kumar

[ニューデリー 13日 ロイター] - インド政府が13日発表した6月のモノの貿易収支の赤字額は、前月の282億1000万ドルから304億3000万ドルに拡大した。ホルムズ海峡の通航が寸断されたことが響き、輸出の減少幅が輸入を上回ったためだ。

赤字額はロイター調査で示されたエコノミスト予想の266億3000万ドルも上回った。

6月のモノの輸出は前月の452億ドルから404億1000万ドルに減少。輸入は734億1000万ドルから708億4000万ドルに減った。

ICRAのチーフエコノミスト、アディティ・ナヤール氏は、コモディティー価格の高騰が輸入額を押し上げた結果、モノの貿易赤字は前年同期比では50%余りも拡大したと指摘。「西アジア(中東)の情勢が原油価格に与える影響を引き続き監視する必要があるが、ICRAは2027年度の経常赤字が対国内総生産(GDP)比で少なくとも1.0%に高まると予想している」と語った。

6月のサービス輸出は330億3000万ドルと好調を維持し、サービス輸入が179億2000万ドルだったため、サービス収支は151億1000万ドルの黒字となった。

6月のモノとサービスを合計した貿易赤字は153億2000万ドルと、5月の105億1000万ドルから拡大したとみられる。

4─6月のインドのモノ・サービス輸出合計は、イランでの戦争による混乱にもかかわらず、宝飾品やエンジニアリング製品などの回復に支えられ、前年同期比11%強増えて2327億3000万ドルを記録した。

データによると、米国は引き続きインドの最大の輸出先で、4─6月のモノの輸出額は254億8000万ドルと、前年同期の水準にほぼ並んだ。

6月のモノの対米輸出は81億2000万ドルで、前年同月の82億7000万ドルをわずかに下回った。

石油輸入は、5月の226億8000万ドルに対し6月は193億3000万ドルとなった。金の輸入は34億2000万ドルから19億7000万ドルに減少した。

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