[サンパウロ 13日 ロイター] - ブラジル最高裁は13日、大統領選への立候補を表明しているフラビオ・ボルソナロ上院議員に対し、父親であるボルソナロ前大統領との面会を90日間禁じる決定を下した。前大統領の自宅軟禁の条件に違反したためとしている。
面会禁止期間は、10月4日に予定されている第1回投票の直後まで及ぶことになり、現職のルラ大統領に挑むフラビオ氏の選挙運動に打撃となる可能性がある。決選投票が実施される場合は10月25日となる見通し。
最高裁は、前大統領が書いた書簡をフラビオ氏が週末に交流サイト(SNS)に投稿したことが、前大統領の自宅軟禁の条件に違反したと判断した。
自宅軟禁の条件では、前大統領は直接的にも第三者を通じても、SNSや携帯電話、その他の電話を使用することができないとされている。
フラビオ氏を巡っては、継母で前大統領夫人のミシェル・ボルソナロ氏との間で確執が生じている。前大統領は書簡で「あらゆる相違を脇に置き、全員が」フラビオ氏の大統領選出馬を「支援することに全力を尽くす」時だと述べた。
フラビオ氏はSNSでのライブ配信で、最高裁の決定は「不釣り合い」で、「選挙に介入しようとする試み」だと述べた。禁止期間が90日間と特定されている点についても、合理的な説明がないとの認識を示した。