Helen Reid Selena Li Kane Wu
[ロンドン/香港 13日 ロイター] - 中国発の格安衣料通販大手「SHEIN(シーイン)」のドナルド・タン執行会長が退任する見通しだと、事情に詳しい3人の関係者が13日明らかにした。同社の新規株式公開(IPO)を実現するという使命が完了に近づいたためという。
銀行業界でキャリアをスタートさせた中国系米国人の富豪であるタン氏は、表に出ることの少ないシーイン創業者兼最高経営責任者(CEO)のスカイ・シュー氏の西側での代弁者として、世界各国の政治家、規制当局、投資家との橋渡し役を担い、会議など公の場で同社を代表してきた。
関係者によると、シュー氏が会長に就任し、香港上場を前にした投資家向け説明会(ロードショー)を主導する。
同社は16日に香港証券取引所によるIPOに向けた上場審査を受ける予定だ。
関係者によると、タン氏は当面、上級顧問として引き続き経営陣と緊密に連携する。移行に関する明確なスケジュールは決まっていない。
数週間以内に公開される見通しのシーインの上場申請書類では、タン氏は経営幹部として記載されないという。
シーインはコメントを控えた。